電気乗用車J4がEEC L6e認証を取得

電気自動車が最近、欧州経済委員会（EEC）のL6e認証を取得し、1つこの認証を取得できるのは、低速電気自動車（LSEV）のみです。この車両は、山東雲龍エコテクノロジーズ株式会社都市部や毎日の通勤での使用向けに設計されています。

J4は2kWの電気モーターを搭載し、最高速度は45km/hです。5速マニュアルトランスミッション、調整式ルームミラー、緊急ブレーキシステムやエアバッグなどの安全機能など、充実した装備を備えています。また、離れた場所から車両の施錠・解錠を操作できるリモコンも装備されています。

EEC L6e認証は、電気乗用車市場の発展における重要な一歩です。この認証は、車両が最高水準の安全性と品質基準を満たし、欧州の規制に準拠していることを証明します。また、この認証により、欧州およびEEC L6e規格を承認しているその他の国での販売が可能になります。

J4は既に中国で販売されており、現在他国への輸出も開始されています。近い将来、EU、英国、その他の国でも販売される予定です。山東雲龍グループは現在、欧米の大手自動車メーカー数社と交渉を進めており、J4を各市場で販売するための合意に達することを期待しています。

J4は、その低価格と環境への配慮から人気が高まると予想されています。従来の自動車と比較して、燃料費を最大40%削減できると推定されています。さらに、低速走行のため、市街地や通勤に最適です。

J4は環境にもプラスの影響を与えることが期待されています。排出物を一切出さず、騒音公害を大幅に低減します。そのため、住宅地など騒音に敏感な場所での使用に最適です。

J4は、山東雲龍集団が開発中の電気自動車シリーズの最新モデルです。同社は既に電動スクーター、電動乗用車、電動バスのラインナップで中国市場で確固たる地位を築いています。J4は、同社が今後国際市場に投入する数多くの車両の最初のモデルとなることが期待されています。